奥八女の本玉露「高木茶園」

NITCHAでバリスタを勤めます倉橋です。


前回ご紹介した新川製茶さんに続き、

今回は福岡県八女市星野村にあります、「高木茶園」さんです。

茶栽培家・茶師でもある 四代目 高木 曉史さんにご案内して頂きました。



八女でも星野村にお茶は室町時代、お隣の黒木町霊巌寺から伝わってきたと考えられます。

明治に入り、本星野(地区名)の末﨑喜市翁が積極的に高品質なお茶の生産に取り組み、京都宇治から玉露の製法を学び伝えます。

「藁覆い」による被覆栽培、手摘みによる摘採を守り続け、他の追随を許さない最高品質の玉露を生産しています。

そうやって丹精込めて育くまれた玉露は特に「伝統本玉露」と呼ばれ、立ち上る香り、口の中に広がる濃厚なうまみは、お茶の中でも贅沢な時間を創り出します。


藁も人の手で編んだもので作っているところも現在では一件しかないそうです。

この藁で作ったものだけを本玉露と呼んでいるので作れる場所も限られています。


園主の高木さんは学生時代にカナダに居たこともあって海外から見学に来る方も多く、

私が行った時もイギリスから來訪されていました。

代々お家で継がれていたお茶ですが、

海外に行く前の高木さんはお茶は古くさいと考えていました。

しかし、自分がお茶農家と言うと周りは「Cool!」と言ったことに驚き、

「自分にしか出来ないお茶の伝え方をしよう」と海外へ向け発信を始めたそうです。


最近は海外でも「GYOKURO」と言えば通じ、だしのような「UMAMI」は特に評価されています。

日本人よりも海外で玉露は付加価値とされていますが、中々私達の生活で玉露に出会うことは数少いでしょう。

特に玉露でも伝統本玉露は滅多にないと思います。


しかし、日本人だからこそとても貴重な玉露がもっと手軽に沢山の人が飲めるはずです。

手にとれる場所を今後NITCHAでも作りたいと思っています。


ぜひ楽しみにしてください。


nitcha

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