釜炒り一筋「まえづる製茶」

NITCHAの日本茶の繋ぎ手 倉橋です。

日本各地のお茶を探し求め、農家さんへ会いに行きお茶を通して人を繋いでいます。

今回は九州旅、鹿児島編ついにラストになりました。

香輝園さんの次にお邪魔したのは

鹿児島県日置市伊集院にあります「まえづる製茶」さんにお邪魔しました。


鹿児島県中央に位置する日置市。

 薩摩焼に深い関わりを持つ地域でもあります。 

まえづる製茶では主に釜炒り茶を代々作っています。

 釜炒り茶はお茶を蒸さずに炒ることで香ばしくさっぱりとした味になります。

今回ご案内して頂きました、前鶴 賢士さん。


前鶴さんは釜炒り一筋。

工場も釜炒り専用に作られており普通の工場よりも熱気がすごいです。

それもそのはず、300度の熱でお茶が炒られているからです。


釜炒り茶の形はうねっとまるみを帯びた形になります。

そしてまえづるさんのところでは「べにふうき」という品種のお茶を作っています。


「べにふうき」は『べにほまれ』と『枕Cd86』の子供で、カテキン含量が多く、メチル化カテキンという新たな成分を豊富に含んでいます。(やぶきたには、この『メチル化カテキン』が含まれていません)。

渋みも強いので、多くは紅茶として作られることが多いです。

ですが、まえづるさんでは「萎凋香緑茶」としてべにふうきを作っています。

萎凋とは収穫した茶葉を風邪通しの良い暗所で放置し、僅かに萎れさせることで内部の酵素による微発酵を促す工程です。

通常は摘み取って直ぐに工場に流しますが、萎凋は1日近く置いておきます。

そこから釜炒り工程に入る為、緑茶でもなく、紅茶でもない香りがつくのです。

この萎凋香緑茶を飲んだのは初めてですし、作っている方も初めて会いました。


このお茶は日本茶の新しい可能性を見出したお茶だと感じました。


これで九州の旅録は終わりです。

とてもお忙しい中、時間を割いてご案内いただいた農家の皆さま

そして私自身を繋いで下さった皆様。

このご縁をさらに次へと繋ぐ為、NITCHAとして活動の幅を広めたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。

そしてこれから新しく出会う皆様もよろしくお願いします。


NIHONCHASTAND 「NITCHA」

「農家さんに逢いたくなるお茶」 お茶と人の繋ぎ手。 日本茶ディレクターの倉橋が日本各地の農家さんに逢いに行き お茶を通して、農家さんの思いとともにお茶を提供いたします。 『出張型日本茶スタンド』...イベントの企画、出店、企業へのケータリング&ワークショップ 『茶葉の販売』...イベント、ネットなど

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